2013年12月9日月曜日

Bitcoinの採掘はもうオワコンか??


昔から気になっていたものの、日本語の情報も少なかったため特に触らずにいたBitcoinについて。

当時のレートは1BTCあたり10ドルも行かないぐらいで、まだその存在すら知らない人がほとんどでした。
それがいまや、1BTCあたり1,000ドルを超え、Bitcoinで決済できるものもかなり増えているそうです。
現在では流通量も80億ドル以上に跳ね上がっているそうで、かなりの加熱っぷりです。

しかし、通貨の価値が100倍になるって恐ろしい数字ですね。
まぁ、その後数日間で、また500ドル台まで急落したので、不安定なことこの上ないですが。

どうやら流通するBitcoinの半分ぐらいは中国人が持っているなんて話もあり、その中国が通貨として認めない的な声明を発表したことで、大幅な急落を見せたようです。
まぁまだ不安定なBitcoinですが、人民元よりはましと考えた中国人が多かったのでしょうね。


さて、現状どこまでいくのかまったく見えないBitcoinですが、いまさら採掘に参入するとかどうなのか調べてみました。

まず、自分一人で掘る場合。

孤独な採掘者も昔は普通に掘れたっぽいです。
倉庫に余って放置されている、ボロボロのPCを稼動させとくだけでBitcoinが手に入ったみたいです。

採掘というのは、特定の条件のハッシュ値を計算するproof of workと呼ばれる作業で、その見返りにBitcoinを得るというものです。
必要な計算は理論上10分程度かかるように常に難易度が調整され、採掘者側が進化すればするほど難易度も上がっていきます。

つまり、膨大な計算をいかに速く終わらせるかが、Bitcoin採掘の肝になる訳ですが、そうなると採掘競争はどんどん加速していきます。

元はCPUだけで計算していたのが、GPUを利用するようになりその速度は大幅に向上します。
また、それが一般的になっていくと、今度は専用チップを利用するようになり、もはや素人にはお勧め出来ない領域に突入しています。

余ったボロボロのPCでBitcoinを採掘するのは、地下数キロに埋蔵される資源をスコップで掘るようなものですね。

実際にやってみたわけではないのですが、たぶん仕組みから考えると孤独な採掘は無駄な電気代がかかるだけの不毛な作業になりそうです。


次に、一人で掘れないのであれば、集団採掘所で採掘に参加する場合。

有名どころはBitMinterBitcoin Plusなどで、参加者で協力して採掘し、それぞれの貢献度に応じてBitcoinが分配がされます。

具体的な仕組みは良く分からないけど、いわゆる分散コンピューティング的なことをしているんだと思います。

また、以下のようにブログに埋め込んで、閲覧者に掘ってもらったりも出来るみたいです。
このページで実行が要求されるJavaはこれです。
※邪魔くさいので消しました。

ちなみに、自分のPCでBitcoin Plusを稼動させてみましたが、1時間ぐらい稼動させて0.00000003BTCというなんだかよく分からない金額をゲットしました。
1BTCあたり700ドルで計算しても、月2円ぐらいですかね。
また、送金の最小単位が0.01BTCなので、初めて送金するまでに38年かかりますw

うーん。。

これってちゃんとGPUも使ってくれているんでしょうか?
PCスペックがヘボすぎるからなのか分かりませんが、この結果だけ見ると、人々を組織する側に回らなければ、どうしようもなさそうです。


こうなると採掘はあきらめて、普通の仮想通貨として購入するか、何かの対価として支払いを受けるしかありません。

広告を見るだけでBitcoinが貰えるBitVisitorや、指定されたYoutubeを見るだけのCoinTubeなど、良くある懸賞サイトのような仕組みでBitcoinを受け取れるサイトもあります。

なんだかSecondLifeのキャンプみたいになってきました。


ということで、素人のBitcoinとのかかわり方としては、もはやいわゆるユーザーとしてかかわるのが正解な気がしてきました。

あとは為替差益で儲けるぐらいだと思うので、キプロスの経済危機の時に跳ね上がった例もありますし、中国の経済崩壊へ向けて今のうちにBitcoin買っときましょうかね。



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