今回もCounterpartyの勉強のために、Counterpartyのトランザクションを読んでみます。
題材は、前回と同じSpells of Genesis関連のトランザクションの中から選択した、トークンの送金を行うSendというトランザクションタイプです。
エンコード方法も前回と同じくmultisigを使ったものを選択しました。
https://www.blockscan.com/txInfo/11635040
- データの準備
OP_1
033f2f85f4c4c200d2a6ae3c300b4a1976e86eba833cdc6b96aa653426850723d9
0296a3f26419b9e6cbc794c67c874ec3d0dca008da66427fdbc9fbd45bf24b0249
02076aee3ebdd93955b70ee616de7867aa451a990ad53e0eaad0893626f231721d
OP_3
OP_CHECKMULTISIG
前回と同じくデコードしていきます。
前半2つのダミー公開鍵を、それぞれ前後1byteずつ削って結合させます。
3f2f85f4c4c200d2a6ae3c300b4a1976e86eba833cdc6b96aa65342685072396a3f26419b9e6cbc794c67c874ec3d0dca008da66427fdbc9fbd45bf24b02
これは暗号化されているので、複合化するためにvinの最初のtxidを探してきます。
810a4dd8e0756a715c6248a78c2d29a8c0985841243eb436318a234145847c29
見つけてきたtxidをパスワードとして、ARC4でデコードします。
1c434e5452505254590000000000000000039ff05d000000000bebc200000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000
- 不要なデータ?
1c
- CNTRPRTY
434e545250525459
- トランザクションタイプ
00000000
0はSENDを指します。
- Asset_ID
00000000039ff05d
10進数に直すと60813405で、前回と同じように変換します。
60813405 / 26 = 2338977 余り 3 D
2338977 / 26 = 89960 余り 17 R
89960 / 26 = 3460 余り 0 A
3460 / 26 = 133 余り 2 C
133 / 26 = 5 余り 3 D
5 / 26 = 0 余り 5 F
出来上がったDRACDFを反転したものがAsset名になります。
FDCARD
000000000bebc200
10進数に直すと200000000で単位がsatoshiなので、2FDCARDになります。
意外とシンプルな構造になっているようです。
出来上がったDRACDFを反転したものがAsset名になります。
- Quantity
000000000bebc200
10進数に直すと200000000で単位がsatoshiなので、2FDCARDになります。
意外とシンプルな構造になっているようです。
0 コメント:
コメントを投稿