2014年6月1日日曜日

Linux用walletをビルドする


そういえば、一度もWalletを自分でビルドしたことが無かったので、Walletのビルドを試してみました。
ビルドの実験はVMware上のUbuntuで作業しました。


まずは最近無事完全PoSへ移行したRingoで試します。

GitHub
https://github.com/dkwzjw/ringo


「INSTALL」を見ると以下のような記載があります。

Building Ringo

See doc/readme-qt.rst for instructions on building Ringo QT,the intended-for-end-users, nice-graphical-interface, reference implementation of Ringo.


まずはdoc/readme-qt.rstを見ろと書いてあり、見ると以下のように記載されています。

First, make sure that the required packages for Qt5 development of your distribution are installed, for Debian and Ubuntu these are:

apt-get install qt5-default qt5-qmake qtbase5-dev-tools qttools5-dev-tools build-essential libboost-dev libboost-system-dev libboost-filesystem-dev libboost-program-options-dev libboost-thread-dev libssl-dev libdb++-dev

then execute the following:
qmake
make

Qt(キュートと読む)というのは、アプリケーション開発フレームワークで、クロスプラットフォーム対応が楽な設計になっているとか。

事前準備として、そのQt開発に必要なパッケージをインストールします。
$ apt-get install qt5-default qt5-qmake qtbase5-dev-tools qttools5-dev-tools build-essential libboost-dev libboost-system-dev libboost-filesystem-dev libboost-program-options-dev libboost-thread-dev libssl-dev libdb++-dev

次にgitをインストールします。
$ sudo apt-get install git

次にringoのリポジトリを複製します。
今回は/tmpで作業。
$ cd /tmp
$ mkdir ringo
$ cd ringo
$ git clone git://github.com/dkwzjw/ringo.git ./

git cloneしてあげると、GitHubからringoのソースコードをごっそり持ってくるので、Makefileを作成し、makeします。
configureじゃなくてqmakeなんですね。
$ qmake
$ make

なにやらエラーを吐きました。
src/net.cpp:19:32: fatal error: miniupnpc/miniwget.h: そのようなファイルやディレクトリはありません
 #include <miniupnpc/miniwget.h>
                                ^

以下で必要なパッケージをインストールしたらいけました。
$ sudo apt-get install libminiupnpc-dev libminiupnpc8


が、思いっきり文字化けw


既にコンソールに日本語が出ていたので、ロケール設定には問題ないはず。
$ env | grep LANG
LANG=ja_JP.UTF-8

やはり問題無いですね。

フォントがインストールされてないだけか?ということで、IPAフォントを入れてみます。
$ sudo apt-get install fonts-ipafont

うーん、あと一歩w漢字が表示出来ない。。


よく分からないですが、動作には問題なさそうなので、文字化け問題は一旦放置して、Vertcoinでもやってみます。

基本的な作りは本当に皆同じなんですね。

ほぼ同じように作業したところ、Makefile作るときに、なにやらエンコードか何かのエラーが出ましたが、とりあえずうまくいきました。

ちなみに、ホームディレクトリにringoフォルダや、vertcoinフォルダが出来ているんですが、隠しディレクトリです。
lsコマンドに「-a」オプションを付ければ見えます。


ちなみに、BAMTでも試してみたのですが、ビルドは出来たんですが、容量不足とか言われて同期出来ませんでした。
たしかに、結構容量喰うんですよね。
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Fujicoin始まりました


Fujicoinが日本時間の6/1 6:00にローンチしました。

Fujicoinの情報
http://www.fujicoin.org/index-ja.html
http://www55.atpages.jp/~cctj/index.php?topic=5.0


Ringo祭りには参加出来なかったので、今回は参加しておきます。

5分前にUPされたWalletをダウンロードしてみたところ、ノートン先生から警告。

様々な暗号通貨をインストールしてきましたが、これ出たの初めてです。

いつもは、Suspicious.Cloud.9とか、「なんか怪しいよー」ぐらいのしか出たことが無かったので、ちょっと怖いです。

単純に暗号通貨の採掘アルゴリズムが入ってるという意味なのか、知らないうちに誰かのためにせっせと働かされるという意味なのか。

まぁ誤検知なんでしょうが、Walletのインストールは後回しにして、ひとまずは世界中の人柱様達に一旦はお任せすることにします。


ローンチ後1時間のブロック報酬は1コインとのことなので、6時台から堀りはじめても電気代の無駄なのですが、とりあえず試しにPoolで掘ってみます。

あれ??

まだ6時台ですが、モリモリとUnconfirmedが増えていきます。

Crypto Coin Talk Japanを見ると、以下の記述が。

S-Curve報酬は既に始まっています

ローンチと同時に一気にブロックが進みました。現在1000くらい。
S-Curveはブロック500から始まるのですが、想定外に早く始まりました。
多分エポックタイムからの遅れを取り戻すように動作しているんですね。
知りませんでした。


どうやら、開発者の方も想定外だったようです。

しかし、今7:20の時点で、Poolの表示でNet Hashrate 15.39 MH/s です。

ガチな人達はあまり参入していないということなのか、いくらScrypt-Nだからと言って、ちょっと低すぎる気がします。

まぁせっかくローンチから堀りはじめたので、部屋の暑さに負けるまでは、掘り続けようかと思います。

もう負けそうだけど。。


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