現時点で最新版のBAMT 1.6.2には、scrypt以外の暗号方式にも対応したsgminerが入っています。
ちょうどローンチしたばかりのKumacoinがquarkのクローンなので、BAMTを新しくして掘ってみます。
以下のページから最新版をダウンロードし、いつも通りインストールします。
Topic: Litecoin BAMT - Easy USB Linux mining distro (MARCH 29 update, v1.6.2, PiMP!) (Read 358728 times)
デフォルトではcgminer.confを読みにいって、scryptで採掘を始めてしまいますので、若干設定が必要です。
まずは、/etc/bamtにあるbamt.confを以下の通り修正します。
CONFIG OPTIONSのところにどのconfファイルを読みにいくかの設定がありますので、cgminer.confをコメントアウトし、sgminer-sph.confのコメントアウトを外します。
#cgminer_opts: --api-listen --config /etc/bamt/cgminer.conf cgminer_opts: --api-listen --config /etc/bamt/sgminer-sph.conf
これで、sgminer-sph.confを読みにいくようになります。
また、以下オプションがデフォルトではゼロなので1に修正します。
miner-sgminer-sph: 1
次に同じフォルダにあるsgminer-sph.confを修正します。
sgminer-sph.confについては、基本的にcgminer.confと同じなので、いつも通りurlやuser、passあたりを設定します。
今回はquark方式のKumacoinを掘るので、kernelを以下のように設定します。
"kernel" : "quarkcoin",
あとはリスタートするだけです。
scryptのコインを掘ると2Mhash/sの構成なのですが、5Mhash/sも出ました!
kuma MD poolのpool読みではバグがあるようで、Dashboardでは「My Hashrate 24.47 KH/s」と表示されたり、Statisticsでは5M~8Mhash/sぐらいで表示されたりよく分かりません。
が、Balanceの増え方的には5Mhash/sぐらい出ているような感じです。
この記事を書いている間にも、Unconfirmedが800KUMAぐらいになりました。
1日の稼ぎはというと、Poolの表示を見ると、5Mhash/sで日に9,000KUMAほどになります。
もなとれで見ると1KUMAが0.024MONAで取引されているので、216MONAです。
Difficultyが安定しないので何とも言えませんが、このままなら結構な高効率です。
scrypt系コインのマルチプールで掘った場合、0.006~0.01BTC/Dayぐらい。
MONAを掘った場合、100MONA/Day⇒0.01BTC/Dayぐらい。
KUMAを掘った場合、9,000KUMA⇒216MONA⇒0.02BTC/Dayぐらい。
Difficultyの上昇と、価格の下落ですぐMONA並みになるかもしれませんが、現時点ではダントツですね。
これなら電気代もペイ出来ます。
ということで、グラボを売っぱらってASIC買おうかと思ってましたが、乗り遅れた後悔を噛み締めながらも、しばらくはKUMAを掘ります。
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