現在、NVIDIAのGeForce GTX660で、130khash/sほどで掘っているのですが、これだと1BTCを稼ぎ出すのには、2年弱かかります。
さすがにGeForceだとかなり効率が悪いので、さっさとRADEONを買ってきて、効率よく採掘しようかなどと考えていました。
が、そもそもどうせお金をかけるのであれば、専用に1台用意しようと考えなおしました。
ということで、GPUを使ったscrypt暗号通貨採掘用に1台PCを組みます。
ちなみに海外では「Mining Rig」と呼ばれていて、画像検索するとすさまじい部屋の画像が大量にヒットします。
まずはグラボ選びです。
AMD Radeon™ R9シリーズで比較してみます。
ざっとぐぐって比較しただけなので数値は適当です。
特に実際の消費電力はサイトによって色々な数字が出てくるので、まぁ適当です。
AMD R9 270
ハッシュレート 450 khash/s
消費電力 220 W
実売価格 20,000 円
AMD R9 270X
ハッシュレート 470 khash/s
消費電力 230 W
実売価格 25,000 円
AMD R9 280x
ハッシュレート 725 khash/s
消費電力 330 W
実売価格 35,000 円
実売価格 35,000 円
AMD R9 290
AMD R9 290x
初期投資1円あたりのハッシュレート
まずはある程度のハッシュレートを確保するのに、効率的な初期投資はどのGPUになるのか、1円あたりのハッシュレートを計算してみましょう。
AMD R9 270 0.0225 khash/円
AMD R9 270x 0.0188 khash/円
AMD R9 280x 0.0207 khash/円
AMD R9 290 0.0166 khash/円
AMD R9 290x 0.0176 khash/円
やはりハイスペックGPUは割高なんですね。
スペックの低いGPUのほうが初期投資という側面で見ると、効率的なようです。
手っ取り早くハッシュレートを確保するには、安いGPUを大量に導入すれば良さそうです。
1Wあたりのハッシュレート
次に電気代などを考えると、もっとも効率的なGPUはどれなのか、1Wあたりのハッシュレートを計算してみましょう。
AMD R9 270 2.04 khash/W
AMD R9 270x 2.04 khash/W
AMD R9 280x 2.20 khash/W
AMD R9 290 2.60 khash/W
AMD R9 290x 2.77 khash/W
これは当然と言ってもいいでしょうが、ハイスペックGPUほど効率的なようです。
実際どの程度の差か比較してみましょう。
270と290xそれぞれのエネルギー効率で、3,000khash/sで一日採掘した場合の利益が以下です。
※効率がよさそうなマイナーコインを採掘してBitcoin経由で既存通貨に換金する想定。
270 21.5ドル
290x 23.5ドル
1日約2ドルの差ということは、月あたり日本円に直すと6千円の差異があります。
初期投資については290xのほうが不利なので、270と290xで同じ3,000khash/sの構成を作るには、購入価格に4万円弱(単純計算)差異が出ます。
その差分をエネルギー効率のおかげで取り戻せるのは、約半年後になります。
めまぐるしく状況が変わる暗号通貨の世界で、半年は少し長い気もします。
半年後なんて、Bitcoinバブルも何も、もうすべて吹き飛んで何も残っていないかもしれません。
また、GPUが溶けたり、PCが燃えたりなんてことも十分考えられます。
やはり3ヶ月ぐらいのスパンで考えて、最適な構成を考えるべきでしょう。
ちなみに、さらに安いGPUだとどうなるかと言うと、中古7千円ぐらいで売っているHD5850だと、消費電力230Wで340khash/sほど出るらしいので、1.478khash/W。
これは3,000khash/sでまわせば、270との比較で1日あたりマイナス2ドルほどなので、270を選択した場合、HD5850を選択した場合との購入価格の差分回収には約1年ほどかかります。
となるとHD5850でいいじゃないかという気がしてきますが、実際には手放すときにいくらで売れるかなども考慮にいれると、半年、1年後に中古で売買可能なレベルにしたほうが良いかもしれません。
また、HD5850で3,000khash/sも出そうとすると、HD5850が9台必要です。
必要な電力は2000Wを超えてきますので、今度は電源をそろえるコストも問題になりますし、確実に部屋の子ブレーカーが落ちます。
てかたぶん家、燃えますね。
ということで、何が良いとは一概には言えませんが、安めのGPUで初期投資を抑えつつ、電源容量と相談しながら決めると良さそうです。
ターゲットとするハッシュレートを2.5~3.0Mhash/sぐらいにすれば、月5万円ぐらいの利益が出そうなので、そのぐらいの構成を20万円以内で組んで、4ヶ月でペイするイメージがちょうど良いのではないでしょうか。
ハッシュレート 830 khash/s
消費電力 320 W
実売価格 50,000 円
実売価格 50,000 円
AMD R9 290x
ハッシュレート 970 khash/s
消費電力 350 W
実売価格 55,000 円
実売価格 55,000 円
初期投資1円あたりのハッシュレート
まずはある程度のハッシュレートを確保するのに、効率的な初期投資はどのGPUになるのか、1円あたりのハッシュレートを計算してみましょう。
AMD R9 270 0.0225 khash/円
AMD R9 270x 0.0188 khash/円
AMD R9 280x 0.0207 khash/円
AMD R9 290 0.0166 khash/円
AMD R9 290x 0.0176 khash/円
やはりハイスペックGPUは割高なんですね。
スペックの低いGPUのほうが初期投資という側面で見ると、効率的なようです。
手っ取り早くハッシュレートを確保するには、安いGPUを大量に導入すれば良さそうです。
1Wあたりのハッシュレート
次に電気代などを考えると、もっとも効率的なGPUはどれなのか、1Wあたりのハッシュレートを計算してみましょう。
AMD R9 270 2.04 khash/W
AMD R9 270x 2.04 khash/W
AMD R9 280x 2.20 khash/W
AMD R9 290 2.60 khash/W
AMD R9 290x 2.77 khash/W
これは当然と言ってもいいでしょうが、ハイスペックGPUほど効率的なようです。
実際どの程度の差か比較してみましょう。
270と290xそれぞれのエネルギー効率で、3,000khash/sで一日採掘した場合の利益が以下です。
※効率がよさそうなマイナーコインを採掘してBitcoin経由で既存通貨に換金する想定。
270 21.5ドル
290x 23.5ドル
1日約2ドルの差ということは、月あたり日本円に直すと6千円の差異があります。
初期投資については290xのほうが不利なので、270と290xで同じ3,000khash/sの構成を作るには、購入価格に4万円弱(単純計算)差異が出ます。
その差分をエネルギー効率のおかげで取り戻せるのは、約半年後になります。
めまぐるしく状況が変わる暗号通貨の世界で、半年は少し長い気もします。
半年後なんて、Bitcoinバブルも何も、もうすべて吹き飛んで何も残っていないかもしれません。
また、GPUが溶けたり、PCが燃えたりなんてことも十分考えられます。
やはり3ヶ月ぐらいのスパンで考えて、最適な構成を考えるべきでしょう。
ちなみに、さらに安いGPUだとどうなるかと言うと、中古7千円ぐらいで売っているHD5850だと、消費電力230Wで340khash/sほど出るらしいので、1.478khash/W。
これは3,000khash/sでまわせば、270との比較で1日あたりマイナス2ドルほどなので、270を選択した場合、HD5850を選択した場合との購入価格の差分回収には約1年ほどかかります。
となるとHD5850でいいじゃないかという気がしてきますが、実際には手放すときにいくらで売れるかなども考慮にいれると、半年、1年後に中古で売買可能なレベルにしたほうが良いかもしれません。
また、HD5850で3,000khash/sも出そうとすると、HD5850が9台必要です。
必要な電力は2000Wを超えてきますので、今度は電源をそろえるコストも問題になりますし、確実に部屋の子ブレーカーが落ちます。
てかたぶん家、燃えますね。
ということで、何が良いとは一概には言えませんが、安めのGPUで初期投資を抑えつつ、電源容量と相談しながら決めると良さそうです。
ターゲットとするハッシュレートを2.5~3.0Mhash/sぐらいにすれば、月5万円ぐらいの利益が出そうなので、そのぐらいの構成を20万円以内で組んで、4ヶ月でペイするイメージがちょうど良いのではないでしょうか。
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